ブラックになってしまうともう借りるところがないと諦めている人も多いのではないでしょうか。一般的にブラックリスト入り=他社からは借りられない というイメージがよくあります。どこかブラックの人でも対応してくれる業者があるのではないかと、審査へ申し込みを続けている人もいますが、いつも審査落ちになってしまいます。

短期間の間にいくつも審査の申し込みをしてしまうと、「申し込みブラック」と呼ばれている種類のブラック扱いとなり、信用情報機関で約6ヶ月もの間は情報を審査記録されており、いつどの会社にどのような申し込みをしているかと同時に、何社に申し込んでいるかもわかってしまいますから、あまりにも短いスパンで複数社へ依頼をしていると業者側から敬遠されてしまう事もあります。
過去に借り入れ、多重債務で延滞を繰り返し、もう自分の力で解決するのは難しいと、弁護士に依頼して自己破産をした人もブラックリスト入りとして記録がされてしまっています。しかし、すでに解決しているのであれば、まだ融資をしてくれる業者もあります。債務整理も同様で記録には一定期間残り続けますが、完済していれば早期のうちにまた借り入れすることは可能です。

キャッシング業者独自の審査基準とは別に、貸金業法という法律で融資できる人が制限されている部分もあります。総量規制という法律で、キャッシングの額が総収入の3分の1を超えてはいけないという定めです。その対象となる借り入れ額は、今まで他社でも借り入れている金額も含まれていますから、その額を確認するためにも金融業者は過去の信用情報をも確認しているようで、その際に返済の様子も見られてしまいますから、ブラックであるかどうかはすぐにわかってしまいます。

ブラックになったからと言ってもまだどこからもお金が借りられないと決まったわけではありません。業者選びを間違わずに、自分でも審査通過できる可能性が高いところを選んで申し込みをしていけば借りられる可能性は大いにあります。さきほどの申し込みブラックというものも一応は念頭に置きながら、ただ思いつく範囲で適当に金融業者を立て続けに申し込むのではなく、ブラックリスト入りしている自分でも審査に通過できそうな柔軟対応の業者を選ぶことができればキャッシングを受けられる可能性は高くなります。